岐阜県高山市で歯科治療に取り組む益田歯科医院は矯正歯科、予防歯科に力を入れています

歯並びと栄養~マイナス1歳からの食育~

妊娠中のビタミン・ミネラル不足に注意!

妊婦さん

歯の数が少ない! 歯の「先天性欠如」の増加

正常な人に比べて歯の本数が足りない「先天性欠如」のお子さんが増えています。

「先天性欠如」とは、乳歯が抜けても永久歯が生えてこない、つまり永久歯の本数が少ない状態です。原因は、はっきりと解明されていませんが「妊娠中の母親の栄養不足」の影響も指摘されています。先天性欠如は、近年増加しており、約10人に1人にみられます。

お母さんのおなかの中では、永久歯もできはじめています。

妊娠中のビタミン・ミネラル不足は、乳歯だけでなく永久歯にも影響します。

乳歯は胎生5週頃から歯が作られはじめ、18週頃から石灰化(カルシウムができはじめる)が始まります。永久歯では、胎生4ヶ月頃から歯が作られはじめ、出生直後より石灰化がはじまります。従って妊娠中から栄養に気をつける必要があります。

歯の形成不全

歯の表面に、白色や茶色をした部分を見かけることがあります。これはむし歯ではなく、歯が生えた直後から見られ「エナメル形成不全」といい、歯の表面のエナメル質が生まれつきうまく作られず、変色や欠けがみられる状態です。乳歯にも永久歯にも見られ、その部分は歯の質が弱くなっています。

「エナメル質形成不全症」は、6歳臼歯と前歯に発症しやすく、いろいろな要因が考えられますが、歯の作られる時期を考えると妊娠中の栄養不足や授乳期の栄養との関係が大きいといわれています。

また、顎が小さく歯並びの悪いお子さんに形成不全がみられる割合が多く、妊娠期や授乳期の栄養状態は、歯並び(顎の発育)にも影響しているようです。

歯並びと栄養

加工食品や精製食品の摂取が増えると、急激に歯並びが悪くなります。近年、歯並びの悪いお子さんが増えています。食べ物が軟らかくなって咀嚼回数が減少したのが原因だと言われています。それも一因ですが、質的栄養不足の影響も非常に大きいと考えられています。

小さな顎や乱れた歯並びは、食生活や栄養の影響を受けます。顎の骨を作る材料(栄養)が不足すれば顎の骨は大きく育つことはできないのです。

母親教室(マイナス1歳からの食育)を行っています。ご希望の方は、申し込みフォームよりお申し込みください。

歯を育てる栄養素

歯を育てる栄養素

その他、妊娠前~初期には、鉄、ビタミンB群(特にB12や葉酸)が、妊娠中期~後期および授乳期には、鉄、ビタミンB群に加え亜鉛が必要といわれています。食事から摂取することが基本ですが、サプリメント等で摂取する場合は用量に注意して下さい。 

現代の食事の特徴

~甘いものが多く、ビタミン・ミネラルが不足~

飽食の時代、カロリー不足の人は少ないと思われます。
しかし甘いものや脂質の摂取が多い一方でビタミンやミネラルの不足している人が増加しています。

また若い女性は、ダイエットなどで質的栄養不足(ビタミン・ミネラル不足)になっており、近年、質的栄養不足の疑われる母子が、増加しています。ビタミンやミネラルは、身体が正常に働くためになくてはならないものです。

胎児期からのビタミン・ミネラル不足などの質的栄養不足は、赤ちゃんの健全な発育に影響します。

野菜

食品添加物(リン酸塩)でミネラル不足に

多くの加工食品に食品添加物のリン酸塩が含まれています。リン酸塩は、胃腸の中でミネラルと結合し排泄するため、ミネラル不足の原因になっています。また他のミネラルに比べリンの摂取量の増加は、ミネラルのバランスを崩す事も問題となっています。食品添加物のリン酸塩は、「pH調節剤」の名前で表示されることが多いので、注意して避けましょう。

まずは、主食の見直しを!

パンを多く食べる方は、食生活を見直し、ご飯中心の食生活にしましょう。ただし白米は、玄米や分つき米に比べてビタミン・ミネラルなどの栄養素が減少します。白米の場合、玄米や雑穀、麦などを2割程度入れることでかなり改善されます。

パンは、精製小麦を使っているだけでなく砂糖や油脂も多く含まれ、お菓子のようになっています。栄養素が不足するだけでなく、副食も油が多くなります。「パンはスイーツ」と思って食生活を考えて頂きたいと思います。

良質な油の使用

現代食の問題の一つに精製油があります。精製油とは、油以外の成分を全て取り除いたもので栄養成分の点で問題があります。人の細胞膜は、脂質で構成されていますし、脳の60%は脂質でできています。脂質の善し悪しは、私たちの健康に大きく影響します。低精製の良質な油を使用することをお勧めします。

また、トランス脂肪酸の問題もあります。トランス脂肪酸は、健康を害することから海外では使用禁止になっていますが、日本ではまだ多くの食品に使用されています。原材料名をチェックし摂取しないようにしましょう。

ミネラル豊富な食卓へ

食卓全体を見直し、幅広い食材からミネラルを補給しましょう。ミネラルを多く含む小魚や貝類、海藻類、種子・豆類、木の実などを献立や間食に取り入れましょう。

水煮、あく抜きに注意

下茹でや、あく抜きでもミネラルが流れ出ます。家庭では、素材を丸ごと使い、下茹で、あく抜きは避けましょう。

食べ物の栄養素が減少

加工食品や精製食品は、作る工程で食品の栄養素が減ってしまいます。精製食品にビタミン・ミネラルが少ないのは当然ですが、加工食品もゆでたり、水に浸したりといった工程で多くの栄養素が失われています。また、野菜も化学肥料で育てたものは、栄養成分が減少しているといわれています。現代は、昔と同じものを食べていても質的栄養不足になる可能性があります。

もしかして私、○○不足?

きれいな歯並びを育むには、妊娠中の栄養に気を付けるとともに0歳からのベビーケアが大切です。またお母さんの栄養不足は、赤ちゃんの歯並びに影響する場合があります。

栄養解析や食生活指導「マイナス1才からの食育」(妊婦教室)も行っています。お気軽にご相談下さい。

3項目以上該当で鉄不足の可能性大

□ 歯茎から出血する

□ 知覚過敏症状がある

□ 顎の関節に違和感や痛みがある

□ 歯磨きや型取りの際に嘔吐感がある

□ 食べ物が飲み込みにくいことがある

□ 肩こり、背部痛、関節痛、筋肉痛がある

□ よくアザができる

□ たちくらみ、めまい、耳鳴りがする

□ 手足が冷える

□ 頭痛、頭重になりやすい

3項目以上該当でタンパク質不足の可能性大

□ 唾液量が少なく口が渇きやすい

□ 肉や卵などはあまり食べない

□ 野菜中心の食生活である

□ 舌がむくんでいてよく噛んでしまう

□ 甘いものやパンをよく食べている

□ 胃薬をよく使う

□ ステロイド剤を使用している

□ スポーツをする、あるいは肉体労働である

□ 成長期である

□ 妊娠、授乳中である

3項目以上該当で亜鉛不足の可能性大

□ 口臭が気になる

□ 舌の粘膜が荒れやすい

□ 味覚や嗅覚に異常がある

□ 舌がピリピリするなど違和感がある

□ 食べ物が舌にしみる

□ 皮膚にトラブルがある

□ 傷や虫刺されが膿みやすい

□ 爪に白い斑点がある

□ 食欲不振になりやすい

□ 風邪をひきやすい

3項目以上該当でビタミンB群不足の可能性大

□ 口内炎ができやすい

□ アルコールをよく飲む

□ 口角炎ができやすい

□ 舌に溝がある

□ よく悪夢を見る

□ 音に敏感である

□ 眩しいのが苦手である

□ 寝ても疲れが取れない、

□ とにかく疲れる集中力が続かない

□ 記憶力が衰えている

 

栄養解析や食生活指導「マイナス1才からの食育」(妊婦教室)も行っています。
ご希望の方は、母親教室申込みフォーム⇒よりお申し込み下さい。

お気軽にお問い合わせください TEL 0577-32-8800 受付時間 09:00~12:30 /14:30~18:30
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